「担い手育成型」市民農園開所式が開催されました。

平成24年2月17日、「担い手育成型市民農園」の開所式が伊東市荻の郷組クラブハウスで開催されました。県及び市の農業関係者の方、地区行政の組長さん、野菜購入の検討をお願いしている方、圃場準備にご協力いただいた造園業者さん、地権者の方等総勢約30名の方をお招きし郷組クラブハウスは満杯になりました。海老原理事長の挨拶、来賓の方々のご祝辞の後、今回新たに開設した圃場へとご来賓の方々をご案内いたしました。新圃場見学の後は郷組クラブハウスに戻り、おでん、焼き肉、焼きそば等と飲み物で和やかに開所式を祝い親交を深めました。

 

当日の海老原理事長の挨拶

本日はご多忙中のところ開所式にご列席を賜り誠にありがとうございます。今回の「担い手育成型」市民農園は総事業費七百万円の大事業であり、正直言いまして、当初は本当に実現できるだろうかと郷組一同も懸念がありました。しかし、伊東市、静岡県、国より相当のご支援を頂きまた地元地権者の方々、関係各位の皆様の厚いご協力により実現にこぎつけました。また、自分たちのことを言ってはなんですが、郷組会員、サポーターのボランティア精神にのっとった長い地道な労務提供があったことを付け加えさせてください。

皆様のご協力、努力が一つになって2年の準備の末、今日開園に至ることができましたことは誠に感無量です。

耕作放棄地の再生、農業の担い手育成は国にとっても焦眉の課題です。この事業は静岡県でも初めての取り組みであり、県全体、大げさにいえば日本全体の注目を浴びています。郷組一同、有意義な事業を担っている誇りを胸に、これからも心を引き締めて市民農園の育成、管理、野菜作りに励んでいきたいと思います。なにとぞ今後ともご支援、ご指導賜りますようお願いいたしまして、簡単ではございますが挨拶とさせていただきます。

平成24年2月17日

郷組理事長 海老原 捷元